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ムクドリの特徴

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特徴

ムクドリとはスズメ目ムクドリ科の鳥類のことです。体長は24cm程度で、ハトとスズメの中間くらいの大きさになります。日本を含む東アジア辺りが主な生息地域となっています。

食性は雑食でたいがい何でも食べますが、主にミミズやカエルや昆虫など肉食系です。また木の実や果物(ナシ、モモ、ブドウ、リンゴ)も好んでよく食べます。ただし柑橘系の果物は食べません。糞の色は黄色や茶褐色などの色をしています。

昼間は小さなグループで行動することが多いですが、夕方になってくるとグループごとに別れていたものが徐々に一緒になって、最後にはものすごい大群となって行動することになります。ねぐらも大きなケヤキなどを好み、集団で独占します。ねぐらに選ばれた木は夜間、ものすごい数のムクドリを抱えていなければならなくなります。当然、そのケヤキの下には大量の糞が落ちています。

ムクドリにとっては天敵である大きな猛禽類のいない市街地は安心して過ごせる場所としているのです。

被害


カラス

大量のムクドリのねぐらとなった大きな木の下は、ものすごい大量の糞の害にまみれてしまうことになります。しかも一斉に鳴きますので、その鳴き声による騒音も大変なものです。周辺の住民にとって深刻な問題であることは言うまでもありません。

また日中は小さなグループで行動していたのですが、夕暮れ時になると、どんどん集まってきて、大群が空を覆ってしまうこともしばしばあります。その姿には恐怖さえ感じてしまうほどです。ねぐらとなる木に戻る前、しばらく周辺の電線やビルに止まっていることがありますが、その様子も異様な雰囲気を醸し出しています。まるで昔みたヒッチコックの名画「鳥」を思い出します。しかもやはりねぐらの周辺には木の下だけではなくあちこちに糞の害が広がっています。

駆除方法

ムクドリの集団行動を駆除する方法は、とても難しいと言われています。ムクドリの駆除の方法で一番効果的であるとされているのがディストレスコール(忌避音)です。ディストレスコールというのは、鷹など天敵に捕まった時に出すムクドリの悲鳴のことで、このディストレスコールをねぐら近くで流し、ムクドリに聞かせることで、追い払おうとしたものです。結果的に確かに追い払うことで駆除はできました。しかしこれも長くは続かないようで、ムクドリはすぐにその環境に慣れてしまいます。危険ではないことを知るとまた戻って来てしまいます。また、ばらばらに逃げ散ったムクドリがその先々でねぐらを見つけて同じ環境を作ってしまうので、結局は他の場所に迷惑が及んでしまうことになりかねません。それにこの忌避音自体が騒音であるとの苦情が出てきてしまう始末となりました。

本物の鷹による脅しを利用した駆除もありますが、その地域や環境によってその効果はさまざまなようで、一概に効果的であるかどうかは言えません。

その他には、ストロボ発光による対策や忌避スプレーなどによる駆除対策などもありますが、結局、その場所から一時的にいなくなっても、しばらくして安全であることが確認できれば戻ってきます。またその場所からすっかりいなくなったという報告が全くないということもありませんが、ただ追い払っただけでは単にねぐらを変えただけで、また別の場所に移動したと考えられるでしょう。

ねぐらが空になった昼間に防護ネットなどで覆ってしまうのもとりあえずの駆除の対策としては効果的です。ただしムクドリは比較的小さいので、網目の大きさには気を付けないといけません。粗い目のものだとその目の隙間から入り込んでしまうようでは意味がありません。またねぐらの木にテグスを使ってムクドリをとまらせないように設置します。

どれもこれも一時しのぎにしかなりませんが、とりあえずの駆除の方法として検証してみました。ムクドリも鳥獣保護法に指定されているので、許可なく勝手に殺傷することは禁じられています。そのため、追い払うという対処しかできないため、確実な駆除の方法はまだ見つかっていないのが現状です。

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